はしご酒での出会いと楽しさ

はしご酒での出会いと楽しさ

 

僕はお酒が飲めるようになってからすぐにお酒の楽しさにハマった。「はしご酒」をテーマにしたバラエティ番組が放送されていたり、徐々に「はしご酒」の良さというものが広まってきたように感じている。

 

そんな僕が「はしご酒」を趣味としているのは、人との出会いと、その楽しさからである。

 

はしご酒での出会い

 

お酒を飲みに行くことにハマったのは学生の頃だった、当時は気の合う友人たちとダラダラと朝まで飲んだりする日々を続けていたが、お酒が飲める友人は限られていたし、飲みの場での話題も身内ネタだけだった。

 

ある日、いつものように友人と飲みにでると、同年代の男が一人で店に入ってきて、カウンターに座った。僕らはその近くの席に座っていたこともあり、その方と店員との話が容易に聞き取れた。

 

どうやらその方は、はしご酒を趣味にしていて、そのお店が3件目だという。初めて訪れたというわりに店員さんと親しげに話したり、近くに座っていた常連らしき人とも打ち解けていた。

 

その人のその雰囲気になんとなく惹かれていったと同時に憧れを抱いた。「自分も一人で飲み歩いて、色んな人としゃべりたい」そう思うようになった。

 

もともと人見知りはしない性格だったので、一人でご飯を食べに行くことに苦はなかったが、飲みに行ったことはなかった。

なので数日後に初めての1人飲みに出てみた。

 

行ったこともない、カウンターしかないような居酒屋に狙いを定めて、いざ入店。店内にはお客さん一人と店員一人。一瞬にして目が合ったと同時に、すぐさまお客さんに話しかけられた。

 

「おっ珍しいね!こんな若い子が飲みにくるなんて」とそのお店の常連だという50代の男性(以後Aさん)。入って3秒でその人と飲むことになった。

 

Aさんは十数年来の常連で、店長とは幼馴染だという。あまり若い世代が行くようなお店ではなかったため、とにかく絡まれた。

 

話していくうちに「これ飲め」「これ食べろ」とどんどんお酒や料理を出され、しまいには「お兄ちゃん飲みっぷり最高だな!俺が奢ってやるからどんどん頼め!」と言われるほど打ち解けた。

 

すると「近くに別の行きつけの店があるから一緒に行くぞ!」と半ば強引に連れていかれ、一人飲みと同時にはしご酒デビューも果たしてしまった。

 

2件目はAさん行きつけのスナックで、40代のママがやっているお店。そこでも若い子が珍しいのかめちゃくちゃ可愛がられた。さらにAさんはそこでも奢ってくれるなど太っ腹な人だった。

 

Aさんとはその後、何度も飲みに行く仲になったのだが、よくよく話を聞いていると建設会社の社長ということだった。「お前、もし就職先なかったらウチに来い」と飲みに行っただけなのに内定が出てしまった笑

 

結局Aさんの会社には就職しなかったが、この時の出会いこそ僕が「はしご酒」を趣味にするきっかけだ。

 

はしご酒の楽しさ

 

はしご酒の楽しさは何と言って、出会いの新鮮さなのだが、お店によっていろんな人やいろんな料理に出会えるのがこれまた楽しい。

 

これまでどっぷりとハマった趣味という趣味はゲームくらいしかなかった僕だが、はしご酒にはゲーム以上にハマっている。

 

毎週金曜日は一人で飲みに行く。一緒に飲みに行く友達がいないわけではなく、一人で飲みに行ってそこでの出会いが楽しいからだ。

 

あまりにもいろんなお店に行きすぎて、それぞれ仲良くなった人たちを覚えておくのは(お酒に酔っていることもあり)たいへんだが、逆に酔った感じで「お久しぶりですー!」と言っておけばつかみはOK。

 

今までに一人で飲みに行った先の人と2件目や3件目も一緒に行くというのは何回も経験がある。なにより若い世代がいかないようなところであればとにかく可愛がられるし、奢ってもらえる。

 

「酒」が趣味なんてお金がかかりそうだと思われるかもしれないが、飲みに行った先の出会いによってはお金がかからないことばかりなので、あまりお金を払ってる気はしない。

 

今の彼女とも飲みに行った先で出会った人に紹介してもらったし、はしご酒でいろんなお店に飲みにいくということは良いことしかないと思う

 

アルコールがある程度飲めるぞ!という人はぜひはしご酒をオススメしたい。